『最中』です

『御菓子司むらもと』の 『最中(もなか)』  『おやま道』です

北海道十勝産の小豆粒餡製です (^_^)/~


最中の皮(最中種)は 『新大正』という北陸の山間に わずかにとれる品種の糯(もち)米を使い 作られた物を 仕入れています


『おやま道』は お店の前が 旧北陸道の鶴来街道にあたり 『おやま道』と云われていたところから 名付けました 

『おやま』は お山では無く 尾山です(^_^)v 

金沢には 尾山神社という 加賀藩前田家の神社があります

そこから 金沢を 『おやま』と呼ぶようになったようです


最中種を厳選した後は 

良質な小豆や 砂糖を選び 餡作りです

十勝産の小豆と 白双糖で 餡を炊きます

大納言小豆を使うお店も多くなりました

大納言を炊くのは 技術も必要ですし 

高価な物で 商品価値も上がります


しかし? むらもとでは小豆を使用 (^_^;)


それは・・・


粒つぶっとした感じが 好きだからです!



最中餡を 炊くのは 全て手作業です

跳びはねる餡にもめげず(T_T)/~~~ (少々のやけどは・・・)

粒餡を 粒餡らしくするために・・・

粒を壊さない様に・・・ ひたすら? ヘラを入れます! (^_^)/~


『おやま道』は 予約販売です 

種(皮)香ばしさと 餡の柔らかさを 味わって頂くためです 


店頭に並んでいるのは 『見本』だけですので

数に限らず ご予約お願い致します  


最後に 焼印を押して 出来あがりです (^_^)/~



最中の名は 後期和歌集の中の「池の面に照る月なみをかぞうれば、今宵ぞ秋のもなかなりけり」という歌があり・・・

そこから “仲秋の名月”を 形どったものといわれているようです