『梅は 梅でも…』

一月になると 『梅』の和菓子を よく目にする様になります

『早春』を 彩る 梅の花は 和菓子には 欠かせません

(暦でいうと 早春とは 2月頃からを いうのですが…)



『梅に鶯』で この時期には うぐいす餅も・・・ (これも二月?)

少しだけ 和菓子で 季節の先取りです


『御菓子司むらもと』の 和菓子です      梅の花が 印象的です・・・ね!^^;

(桃山生地 白濾し餡製 蜜漬け青梅入り)

『青梅の香り』といいます


・・・?  青梅?   季節外れ・・・?


梅に花が 咲く頃には 青梅は無し   青梅の頃には 花は無し・・・

通年商品の 和菓子を ご紹介する 時期を 探していましたが

梅は梅でも どっち?かは お許しくださいませ m(__)m 




桃山生地 白餡の 餡玉をとります

和菓子の基本中の 基本! 

『包餡』ですが・・・

その前に?

餡玉取りという

作業が あります (^^)v


ヘラで包む 和菓子や

餡玉から つくる 和菓子など


包餡といっても いろいろです


餡玉は 同じ大きさ(均等)に する事が 後あとの 作業にまでも

大きく 関係してきます




































包餡後 梅の花を 細工して 焼成します


『桃山』は 京都伏見の 桃山焼(陶器)に 色や焼き肌が 似ているところから

名付けられましたが・・・  

今は 一般的な認識として 黄身餡に 寒梅粉(餅粉)などを加え 焼き上げた和菓子が

桃山です (和菓子一口メモ)


黄身餡にしても 寒梅粉にしても 小麦粉などと違い 生で 食べれる物ですが

焼成時間や 温度 黄身餡の出来などで  和菓子(桃山)の 仕上りが 大きく違ってきます 


青梅の 甘酸っぱさと 黄身餡の 優しい甘さが 程よい・・・ 


『御菓子司むらもと』の 『青梅の香り』でした