『御菓子司むらもと』の 『工芸菓子(飾り菓子)』 『椿』です
『艶椿』 そんな名が ふと思い浮かびました
『ツバキ』は 『艶葉木(つやばき)』ともいわれ 光沢のある 葉が 特徴です
また 『侘びの花』ともいわれ 茶の席に よく用いられます
たった一輪でも 存在感がありながらも 華美に走らないツバキは
閑寂を好む 侘び茶の 心を とらえるのでしょうか
以前 一輪挿しで 制作中だった頃の 印象は 『侘びの花』だったのですが
こうして いろんな 『ツバキ』が 揃うと
『艶葉木』の 葉の艶(つや)やかさより 花の 艶(あで)やかさに 目が移ります
花の艶(あで)やかさ 艶(つや)っぽさが どことなく 色気さえも 感じるのです
花弁の 色ぼかしの 技法は 初体験でした
この様な ぼかし方は 自分自身 他では 見た事がありません
あらゆる経験や 失敗から あみだした技です
やってみなけりゃ 答えは出ないの 精神が 役立ちました
『崩壊&後悔』の 花も 新たに 作り直しました
やり直し程 疲れる事は ありませんが そこは 残った 精神力で
崩れそうな心と 闘いました(笑)
実は まだ 続きが・・・・
もうひとつ 別のアイテム?が 加わる 予定です
現在制作中です
・・・・が お店の仕事が 次々と 催促状態?
ここで ひとくぎり させて戴きます
完成で 完成で無い 微妙なところですが
ここで くぎりを 付けないと いつご紹介できるか 不安ですので・・・ ^^;
『工芸菓子(飾り菓子)』は 和菓子で つくっています
崩壊した 花弁は 悔しくて 食べませんでしたが
新たに作った 花弁の残りは? パリパッリと 美味しかったです