『銘菓のひとつ?』

『御菓子司むらもと』の 和菓子 『旨石(うまいし)』です

『蓬』 『桜』 『栗』 『蓮根』の 四趣ありますが・・・ こちらは 『栗』です


石川菓業青年会10周年記念菓子として 生まれた菓子ですが

菓子の考案 創作したのは 『御菓子司むらもと』の 村本賢治です ・・・そう私です(*^^)v


会員各自が 同じレシピで 統一した 菓子を制作し 各店舗で 販売するという活動が 全国菓子工業組合連合会青年部の第一回褒賞制度で 『理事長賞(第一位)』を 獲得しました


もうやがて8年前の話ですが・・・

現在も 県内の 多くのお店で 作られています


当初は 菓子の帯シールなど 統一された物を 使用していましたが

5年目ぐらいで うちは袋に 直に印刷したい・・・とか

価格が違ってきたり・・・とか   統一は何処へ行った? (T_T)


有る程度? 認知されはじめると 足並みが・・・?


売れない菓子なら そんな事も 無いのでしょうが

それぞれのお店で ある程度 売れているから なのかと いい方に 理解するしか ないのでしょうね


レシピも いつの間にか オリジナルになっていたり 別の商品に 生まれ変わったり

開発者の 想いは 何処へ・・・?



ただ いい方に行けば まだしも・・・ですが


「お宅(御菓子司むらもと)で 買った 『旨石』が 美味しかったから 近所で 『旨石』買ったけど 美味しくないね! 味が 落ちたの?」と電話が・・・

「すみません! うちの『旨石』は 当店でしか 販売していません! それは お買い求められた お店で作られた物で 当店のものでは ありません m(__)m」


ようやく 理解していただけましたが  こういう勘違いも なるほど ありえるなと 思いました

同じ 『旨石』という 名前の? シールが貼られていれば?  うちが 卸売しているのかと 思われたのでしょうか・・・


逆な話も? お客様から お聞きした話です

いつもお越し頂ける お客様が 『旨石』の詰め合わせを 遠方の親せきに お届けすると 後日 電話が あったそうです

「いつも 近くの『旨石』を 食べてたけれど  もらった『旨石』の方が 美味しかった」って 言われましたと 

「自分が 褒められたみたい ありがとう」って  こちらこそありがとうございます m(__)m


ですが・・・  開発者としては 複雑です ^^;


同じレシピで?  そんなに差が出て しまったら 困ります


石川県の 菓子として 紹介されるまでになりました

言ってみれば 石川の銘菓のひとつ?


出来れば レシピを 見つめ直し 売上目的では無く 菓子本来を 理解してくれれば

統一菓子として もう少し 足並みも 揃うのでは ないかと思うのですが・・・



遅くなりましたが 前回の 『栗を刻む?』の栗は こちらで 使いました (^_^)v