『千歳飴です・・・』


『御菓子司むらもと』の 千歳飴です


七五三といえば 11月15日ですが・・・

前倒し? 早い人は もう始まっています (*^^)v

今日のニュースで 七五三のお参り用に 千歳飴などを 袋詰めする 様子が 流れていました


・・・という事は

もうすでに 千歳飴は 仕上がっているって 事ですね


『御菓子司むらもと』も 先週 お宮さんへ 納めてきました (^^)/



千歳飴は 一年で 一度だけの 仕事になります

飴を 作るのも この時ぐらいです ^^;

和菓子には 飴菓子の 有平というものも あります

工芸菓子でも 使われますし 使いたいのですが…


もっと 勉強しないと 飴は 大変です ^_^;


飴を 作る時は 尋常ではない程 高温に 煮詰めます (笑)

それを 水に 浮かべた 底が平らな 銅鍋に 流し込みます


鍋の縁から 固まりかけた 蜜(飴)を 鍋からはがし 固まっていない 蜜へ・・・

これを 繰り返します

ヘタして? 熱い蜜に 触れたら 最後? やけど?

ヤバイと思ったら 即 鍋を浮かしている 水の中に 指を 入れます (^^)/

あっという間に 指先に 飴が 出来上がります (笑)


液体だった 蜜(飴)が 冷ます事で やがて 弾力のある 個体に変わります

ここからです (このタイミングが 難しい?)


千歳飴 独特の 白色にする為(赤色は 銅鍋に流した後 色付けします)

引き飴 作業をします (*^^)v


固定した棒に 飴を引っ掛けて 引っ張っては ねじりを 繰り返します

冷やしながら 空気を 入れていきます

次第に 銀色から 白色になります


銀色で 仕上げる 銀引きという 方法もあります


ただ・・・ すっげ〜 熱いのです (笑)

手が・・・・ (背中には 汗も・・・?)


千歳飴は むらもとの 親父に 教わりました

生まれて 初めてでした 飴づくりは・・・


熱くて熱くて とてもとても 持っていられませんでした


出来るだけの 我慢はしましたが 限界に・・・

親父に交代して もらったのですが・・・

やり遂げました 素手で・・・ \(◎o◎)/!


今 引き飴の時は ゴム手袋を 使っています ^^;

それでも 熱いです!


軟弱なのかな? 

それとも 昔の人が 凄いのかな?