『御菓子司むらもと』の工芸菓子 『薫風瑞翔(くんぷうずいしょう)』です
本日より開催されました 『お伊勢さん菓子博2017』に出品した作品です
ようやくご紹介ができます (笑)
今日 発表があった 第27回全国菓子大博覧会・三重・工芸菓子機関賞受賞一覧の中に『御菓子司むらもと』の名前がありました
『文部科学大臣表彰』を頂きました
その上には 『名誉総裁賞』 『農林水産大臣賞』がありますが・・・
肩書も経歴も ご紹介できるものなど何も無い『御菓子司むらもと』ですが 初出品でこのような賞を受賞させていただき 驚いています(^^)/
今回の作品づくりに関してのテーマは チャレンジ・・・ 『挑戦』です
モチーフは 工芸菓子での定番と言われるものを選びました
松や白鷹 牡丹などです
会場ではきっと? 沢山見受けられると思いますよ(*^^)v
あえて? そこに挑戦しました (^^)v
(でも? 全ていつもとは一味変えて・・・?)
昨年の今頃取り掛かっていたのは・・・ 『第一章』の松です
『第二章』が白鷹
『第三章』は牡丹でした
『どっこい章』と言っていたのは『第四章』である黒百合で・・・
『第五章』が燕子花と新緑のモミジでした
『どっこい章』は 無理なら無理で(日数的に)諦めて? 出来れば作りたいと思っていた章です(^^;)
全部作れて良かったです
・・・が? 杜若の葉っぱを作り終えたのが 搬入日の3日前だったので焦りました(半乾き?)
『第一章 松』・・・
制作に関しての思いを順に ここで書きたいと思います
松は・・・
まず盆栽のようにならぬよう気を付けました
色合いも 『薫風』という名前からも 『若緑』と言われる新緑の色を取りいれたいと思いました
ただ松は 常盤の松ともいわれ 常緑です
菓子としてどう表現するか? まず色合いに挑戦しました (^^;)
松葉の色だけでも5色以上あります
松葉の太さも変えています 奥行き感や重量感を出そうと思ってチャレンジしました
それと 幹の形です
松の木は あるものをイメージしています
それを邪魔しないような松葉の配置や本数で仕上げました
うちに来ている原材料を取り扱う業者さんの一人が正解を言い当てました
「龍みたいですよね・・・」と
そうです 昇り龍です
解るかわからないか? 見えるか見えないかは? 作品の中では別の話になりますが・・・
それが解り?感じてくれると? 制作者の思いが伝わったようで? 嬉しいですね(^^)/
次回は第二章について・・・?
・・・も? ありますが・・・
メインアリーナにには 巨大工芸菓子があります
三重県の菓子職人さんたちが集まり制作した作品です
ぜひ 私も見たいと思うのですが・・・
皆様もいかがですか・・・(^^)/