『御菓子司むらもと』の和菓子ですが・・・ 焼成前です <m(__)m>
『桃山』という和菓子ですが 黄身餡に餅粉などを加えて焼く 焼き菓子です
写真の桃山は 白餡(自家製手亡豆漉し餡)と蜜漬け青梅(種抜き)入りです
(手亡豆とは てぼまめと読み 白いんげん豆の品種名です)
桃山という和菓子も 非常にシンプルな構成で作られています
黄身餡に餅粉 基本はそれだけです
餅粉の代わりに 求肥餅を入れたりもできますが・・・
その他 加えるものと言えば お店の隠し味程度です? (*^^)v
ある意味 とても正直で とても難しい和菓子です
黄身餡を作る時の 黄身の量と 上げるタイミング
つなぎになる 餅粉の量
後から加える(生地作り時の)黄身の量
餅粉を加えた後の 寝かせる時間(つなぎの力を出す)
使用している 原材料はシンプルなのですが
少しの違いで 仕上がりが大きく違います
つなぎ(餅粉)が多いと 見た目は良くても くちどけが悪くなったり
焼成温度が低いと 焼く時間が長くなり 乾燥して 生地の戻りが悪くなったり・・・・
『御菓子司むらもと』では 焼成後 味醂などを塗らないで仕上げていますので
生地の戻り加減に とても神経を使う和菓子です
微妙な調整を 今も繰り返しています (>_<)
今回は・・・
こんな感じで 焼き上がりました
焼き立てですので しばらくすると・・・
生地がもどってきて しっとりと・・・ (*^^)v