『御菓子司むらもと』の季節の和菓子 『福梅』です
石川県では迎春菓として この時季だけ作られています
『辻占（つじうら）』を製造販売しているお店は
県内でも 数少ないお店だけですが
『福梅』は ほとんどの和菓子屋さんで 作っています (^^)/
ほとんどの和菓子屋が 作る総数ってどれぐらいなのでしょうか？
福梅は 各お店で 工夫してつくられています
基本は梅の形をした 紅白の最中種（最中の皮）に小豆粒あんが入っています
梅は前田家 加賀藩の家紋です
最中種ですが 最中とは少し違います
最中種に 砂糖でアクセント（？）をつけます
擦り蜜を付けた物もあれば 『御菓子司むらもと』のような
グラニュー糖を付けた物もあります
基本的に紅白の最中種は 焼いていますが膨らませただけです
よくある最中の種は 焦がしといい 焼き色を付けた物です
焼き色を付けた『焦がし』は 香ばしいのですが
焼き色が付いていない 紅白の最中種は 香ばしさと パリッ・サクッとした
味わいが少ないです
その種に 砂糖蜜を塗り砂糖を付けると 食感が変わります (^^)/
それと 冬の風物詩？ 雪を表現したものだとも言われています
いろんなお店で いろんな工夫がされた 福梅がありますので
ぜひ 楽しんでみては いかがですか・・・？
