『文化を継承』?


石川県では 藩制期時代より 茶の湯 『茶道』が広く愛され 今もなお続いています


お茶をたて 心を正し 礼法をおさめる 素晴らしい文化です


写真の上生菓子は 幼稚園・保育所で行われる『茶会』のお菓子です


小さいうちから 文化に触れるって 素晴らしい事です (^_^)/~


お子ちゃま向けに 可愛い和菓子で・・・ と思い

雛祭り前ですが 『桃』です 子供が見て すぐ解り 喜んでもらえたら嬉しいのですが…


そんな中 悲しい話も・・・

ご注文頂いた時 「予算がありますので 小さくして安くなりませんか?」

一般的に 物が小さくなれば安くなるって発想だと思うのですが

上生菓子は 小さいほど 仕事がしづらいのです… (T_T) 


まぁ ここは仕方ないかと思い お引き受けいたしました・・・


後に その茶会を行う『お茶の先生』が当店へ来て 「すいません!無理を云いまして・・・」と

話を伺うと 注文する方に「和菓子屋さんというのは そういうものではありません」と説明しても 理解してもらえずに 押し切られた事に対してのお詫びでした

それと父兄から お茶菓子を食べると お弁当を残すので やめて欲しいという意見があるという事


せっかく 伝統文化に触れる いいきっかけなのに こんな理由で?


『お茶の先生』と悲しい現実に 暫し言葉も出ず・・・

これじゃ〜 給食費払わない親もいる訳だ!!(関係無い?ボヤキでした!)


今回は もう商売では無く 子供たちの為にお菓子をつくろうと思いました 



ちょっと 明るい話も・・・・


昨年 ちっちゃいお子ちゃまが 母親の手を引きながら

「この前 お茶と食べたお菓子これだよ! また食べたい!! 買って行こう!! だってママは まだ食べてないでしょ!」って

子供は正直!!   これからの文化を継承してくれる 大切な宝物です!! (^^)v