『金花糖づくり』

『御菓子司むらもと』の 『金花糖』づくりです

桃の節句に 雛人形と ともに 飾られる 和菓子です


木型を 水に 浸します  木型は 古いものばかり

先代さんは あまり使用しなかったようですが・・・ 大切に 使わせて いただきます



白双糖に 水を 加え 火にかけます


『上がり』の 加減を見る方法は 色々あります

温度計で みたり?  竹串をさし入れ 糖蜜を垂らし

蜜の糸引き加減で みたり・・・ 

糖蜜を付けた 竹串を 冷水に入れ 固まり具合でみたり…


糖蜜の 泡の大きさで みたり・・・


職人さんと いわれる人達は それぞれ自分の 勘を持っているのでしょう

温度なんて きっと 職人さんが 「このタイミング」と 言ったものを

計り 後付けしたものでしょう


ということで? 職人さんを 目指すため?

温度計は 使わず 勘を頼りに 独学? 我流で 頑張っています




木型を 組み合わせます


糖蜜が 煮詰め上がると

木の棒で 糖蜜を すり始めます



しだいに 白濁していく 糖蜜・・・



木型の 注ぎ口から 流し込みます

余分な 蜜を 注ぎ口から

流し出し・・・





木型から 取り出すと・・・



金花糖が 出来あがり!


・・・でも無いか?


まだ この後 バリを取り 色付け等も ありますから・・・


あちこちの お店では もうすでに 金花糖が 店頭に 並んでいます

『御菓子司むらもと』では 金花糖に添える あの? お菓子は 完成済みですが・・・

ようやく 金花糖づくり でした (^^)v