『辻占 −つじうら−』 とは・・・

『御菓子司むらもと』の 辻占ですが


『辻占』とは・・・?


辻占とは 日暮時 人通りのある 辻に出て 行きずりの人の 言葉を以って 吉凶を 判ずる占いを いいました

いにしえは 偶然耳にした 言葉に神意を 伺おうとしたもので それを行路の神の 託言と 信ずる様になりました

後に 辻占売りが 吉凶の文句を 書いたものを 売り歩くようになり 

江戸後期には 加賀藩あたりでも 占い言葉を記し 巻煎餅などにはさみ 売られるように なりました


石川県では 茶道文化を 重んじた 加賀藩の 影響でしょうか


やがて 花びらの如く 可愛い つまみ干菓子になり 

すご六 かるた等とともに 初笑い 運だめしは 辻占からと 云われ お正月には 欠かせない お菓子となりました




辻占を つまむ仕事は 一日中ですが・・・

その日だけで 仕上がるのでは ありません ^^;


前日に 生地を 用意します

翌日 つまみます

後日 乾燥した物を 袋入れします


そして最後に 箱入れです (*^^)v



今日 北國新聞さんが 『御菓子司むらもと』の 『辻占』を

取材に 来ました m(__)m


大きな事件・事故が無ければ・・・


明日の朝刊に・・・ ^^ (予定です)