『御赤飯…』

『御菓子司むらもと』の 御赤飯ですが

一年の中で 一番多く 作るのが 入学シーズンです 


先週末も ぼちぼち? ありました(明日もですが)(*^^)v


『御菓子司むらもと』では お赤飯には 小豆を使っています


関東の方では ささげ豆を 使うお店も 多い様ですね

ささげは 蒸し上げても 腹割れしにくく 腹割れ=切腹 と 忌嫌う 武家文化がある処では 小豆より ささげを 好むようです

所によっては 甘い豆を 混ぜるというのを テレビで見ましたが・・・

御赤飯といっても 色々あるのですね (^^ゞ


腹割れで もうひとつ・・・

小豆より 一回り大きい 大納言小豆というのが ありますが

これも 腹割れしにくいと いう意味から 名付けられたようです

武士には 切腹があっても 公家さんには 切腹は無い・・・からだそうです ・・・で? 大納言?

大納言は 皮が薄いのが いい大納言です

皮が 硬いと 大粒小豆に 負けてしまいますよ〜


「小豆を炊き 煮汁を 取ります」


↑よくある? レシピ本に 掲載されている様な 簡単な 表現ですね (笑)

実は ここって 結構? 難しく 重要なのです (*^^)v


小豆に対しての 水の量・・・ 使用する鍋(アルミ・ステンレスはNG)などで 煮汁の色が 変わってきます

後はタイミングも?

 
理想は ワインレッド? 濃厚な赤ワイン色です


でも この煮汁を そのまま使用すると 大変ですよ 真っ赤っかに なってしまいます・・・ 必ず 薄めて使用しましょう (^^)/


煮汁を 柄杓みたいなもので 何度も すくっては ざぁ〜と 流し落とし?を 繰り返しながら

空気を含ませ 赤い煮汁にする やり方も ありますが

基本は やはり 小豆を取りだした時の 色が 肝心です (^^)v


後 糯米の 洗い方ですが

糯米は 柔らかいお米です 洗い方 洗いすぎに 注意しましょう

最初は 水道の蛇口から出る 水流の勢いを 利用して お米全体に 水が回ったら? もう水は 白濁しているはずです

そのまま 何もせず 捨てましょう

次から 洗います とぎません(笑)

水を張り 水を回す様な感じで 洗います 水が無い時に 回すと お米が 砕けてしまいますので 注意!


ここまででも 気をつけるところが いろいろありますね

洗ったお米を 煮汁で染めて 置きます

ようやく 蒸す作業です

お菓子屋さんは お赤飯は 蒸します

市販の糯米の袋の 裏などに・・・

「美味しいお赤飯の作り方」? とありますが

殆どが 炊飯ジャーでの 炊き方が 書いてありますね ^_^;


蒸した方が 美味しいですよ (^_^)/~



あっ! 後 シト(蒸す間に 赤飯にかける水の事?お湯?)もあったが・・・

これは 企業秘密で いいですか?(笑) (^^ゞ